国際協働のヒント

リサーチで図書館を活用する

2025.10.24

海外でのリサーチでは、その土地の図書館を活用することも有効です。国立図書館や州立図
書館などの公立機関には、専門性の高い資料や歴史的に貴重な文献が所蔵されていることがあります。こうした資料は閲覧に事前予約が必要な場合がありますが、必要に応じて「Librarian(司書)」が資料検索や申請手続きのサポートをしてくれます。また、大学付属の図書館にも、特定分野のアーカイブを充実させているところがあります。

ロサンゼルスでのリサーチでは、カリフォルニア大学リバーサイド校の図書館を訪れ、カリフォルニアで活動していたアーティストに関する約100年前の原稿や写真を閲覧しました。事前にメールで問い合わせたところ、資料リストの確認方法や閲覧に必要な手続きについて丁寧に案内してもらい、資料閲覧も含めて利用料金はかかりませんでした。

図書館によって、利用条件や必要な手続きは異なります。基本的な情報はウェブサイトに掲載されているので、まずは図書館のウェブサイトを確認し、不明なことがあればメールで問い合わせるとスムーズです。

Point!

図書館でリサーチをする際には事前に条件や手続きの確認を。