高知県高知市に位置する、公益財団法人高知県文化財団が運営する公立美術館。1993年開館。画家マルク・シャガールのコレクションをはじめ、表現主義や新表現主義（ニュー・ペインティング）、高知にゆかりのある作家の作品を継続的に収集し、国内外の約440名の作家による41,000点以上の作品を収蔵している。2013年には高知ゆかりの写真家・石元泰博の膨大な数の作品や資料を所蔵する「石元泰博フォトセンター」を開設。土佐漆喰や土佐瓦などの伝統的な素材を使用した建築には、可動式能舞台をもつホールが併設されている。美術を軸としつつも多様な芸術表現を視野に入れ、パフォーミングアーツや映画などのさまざまなプログラムを展開している。