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CAM – グルベンキアン・モダンアートセンター

ポルトガルの首都リスボンに位置するCAM – グルベンキアン・モダンアートセンターは、1956年に設立されたカルースト・グルベンキアン財団が運営する美術館。同財団は、芸術、科学、教育、慈善事業を通じて個人や組織の発展を支援し、公平で持続可能な社会の実現に寄与することを目的としている。
1983年に開館し、ポルトガルのアーティストを中心とした12,000点を超える近現代美術のコレクションを常設展示するほか、若手から著名なアーティストに至るまで、あらゆる作品形態による意欲的なプロジェクトを紹介してきた。
2024年には、隈研吾の設計による全面的な改修を経てリニューアルオープン。造園家のウラジミール・ジュロヴィッチが手がけた新たな庭園も併設された。日本の「縁側」から着想を得た建築にちなみ、「Engawa: A Season of Contemporary Art from Japan」(2023〜24年)を開催。日本の現代アートを紹介するポルトガル国内最大規模の展覧会となった。

https://gulbenkian.pt/cam/en
CAM – グルベンキアン・モダンアートセンター

撮影:Fernando Guerra, Canon Ambassador

  • 美術館の建物と木に囲まれた庭園

    © CAM - Fernando Guerra, Canon Ambassador

  • 特徴的な縁側の建築

    撮影:半田 樹里